イノベーションの都「けいはんなサイエンスシティ」

最先端のイノベーション地区

日本のR&Dのメッカ「けいはんなサイエンスシティ」

ビジネスの環境整備において、自治体が積極的な取り組みを行っているか否かは、日本に進出を考えている企業にとって、注目すべき点です。

日本最大級のオープンイノベーションに向けた重要拠点、関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市)は、文化・学術研究の新しい『拠点』づくりをめざして1994年に開設されました。
産官学の協力と連携のもと、ナショナルプロジェクトとして整備が進み、2016年1月現在、30の大学施設等、39の研究施設、60の研究開発型産業施設が立地しています。

ナショナルプロジェクト「国家戦略特区」
「関西イノベーション国際戦略総合特区」

京都府は、ビジネスの環境整備にとても積極的な自治体です。特に力を入れて整備を進めているエリアが、京都、大阪、奈良の3府県にまたがるけいはんな学研都市で、国から「関西イノベーション国際戦略総合特区」と「国家戦略特区」の2つの特区に指定されています。

特区指定により、この地域で事業をする場合は、総合特別区域法による規制の特例措置が適用されるほか、税制上や金融上の様々な支援措置を受けられる特典があります。

世界水準のスマートシティ

2015年に本格始動した「けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK)」は、京都イノベーションベルトの産官学連携の中核施設としての機能を担っています。ここでは「ライフサイエンス」「エネルギー&ICT」 「アグリカルチャー」「カルチャー&エデュケーション」の4つの研究開発テーマで、次世代スマートシティの実現に向けての取り組みが展開されています。2014年から「京都スマートシティエキスポ」が毎年開催されており、スペイン・バルセロナが世界展開する「スマートシティエキスポ世界会議」との連携・協働も進められています。

refference information

けいはんな学研都市

けいはんな学研都市は、京都・大阪・奈良の3府県にまたがる京阪奈丘陵に国家プロジェクトとして建設された関西文化学術研究都市です。

● 都市の規模
面積:約15,000ha  ・計画人口:約41万人
● 主な施設
国立国会図書館関西館
(公財)地球 環境産業技術研究機構(RITE)
(株)国際電気通信基礎技術研究所(ATR)
(公財)国際高等研究所(IIAS)
京都府立大学農学部附属農場

けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK)

けいはんな学研都市の中核となる施設で、国際的なオープンイノベーションの拠点として、健康・医療、エネルギー・ICT、農業・食料、文化・教育などの分野で次世代のライフスタイルを創造する先進的な研究開発を推進しています。

-京都の3つの強み-伝統|智恵|[革新]

写真提供(協力)/ 使用許諾:けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK),国際電気通信基礎技術研究所